(今更ですが)ヨーロッパの春の味といえばホワイトアスパラガス。
秋を感じる今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今更過ぎる話なのですが、5月にオーストリアへドライブ旅行に行った際の話です。思い出話ってことで自分のためにも記しておきます。
オーストリアで週末を過ごし、そのままドイツ出張へ行ってました。
この時期のドイツと言えば、ホワイトアスパラガス!今回はレストランで食べるのは高すぎたので諦めていました…
すると、なんということでしょう!
帰り道にホワイトアスパラの屋台?を見つけました。フランスのマルシェよりダントツに品質良くて、しかも安いので思わず1kg買っちゃいました!
これは本当に美味しかった…
春にドイツへ来る方にはぜひ味わっていただきたいです!
…えっと、但しこれを今みて気になった方は来年の春までお待ちください!
何の話?って思った方は下記をどうぞ…
スプリト観光(Aug 15, 2017)
さてスプリト観光です!
スプリトはローマ皇帝ディオクレティアヌスが晩年を過ごすために建てたディオクレティアヌス宮殿が数百年廃墟と化していたため、「これって中に住んじゃえばいいんじゃね?」と人々が住み始め、今のような町になったのだそうです。
WiKiより。廃墟になる前はこんな感じだったと考えられているそうです。
まずは銀の門から入ってすぐにある鐘楼に登ってみました。
(聖ドムニウス大聖堂の横にあります、一人15Kn)
おーいい眺め!遠くに昨日行ったマルヤンの丘(緑の小さな山)も見えます。鐘楼の頂上までの道のりは大混雑だったせいもあって結構大変でしたが皆さんそれなりに譲り合って登って(下って)いました。
次に聖ドムニウス大聖堂(鐘楼の横にある八角形の建物)へ。
聖ドムニウス大聖堂は元々ディオクレティアヌスさんの霊廟として作られたのですが、今はカトリックの大聖堂…。
それはディオクレティアヌスさんがキリスト教を弾圧していたことで歴史に名を残した人であることに起因します。
「キリスト教を弾圧したこいつは許せねぇ!」ってことで大聖堂に作り変えられてしまったのだそうです。しかも聖ドムニウスさんというのはディオクレティアヌスさんに迫害されてなくなった方らしいです。歴史って皮肉ですね…。
その上、本来はここで静かに眠っているはずだった彼の遺体(石棺)はどこにあるかわからないそうです…国を治めるための策だったとはいえ、迫害するとこうなっちゃうんですかね…
難しい歴史はさておき、中は歴史的建造物として一見の価値あり!!です。
宮殿の地下通路はお土産屋が軒を連ねています。ふらふら歩くだけでも異空間が楽しい。
宮殿側から入って向こう側に抜けると港に面した青銅の門に抜けられます。なんだか小さな門ですがこちらが正門だという話も…。
もっとゆっくり観光していたかったのですが、今日はドゥブロヴニクまで走らねばならないため、青空市場でぼったくりサンドイッチを買い、宿のお庭でランチを取ったあと、車を走らせます。
つづく
スプリト到着!(Aug 13, 2017)
丸焼きランチでお腹いっぱいになった後、スプリト(Split)を目指します。
この眺めを求めて皆さんもくもくと歩いてくる訳です
イカ墨のリゾット、おいしかったぁ!
手頃で美味しいポルトガルワイン(Sep 16-18, 2017)
突然ですが、昨日からポルトに来ています。
羊の丸焼きランチ(Aug 13, 2017-その2)
シベニクの町を出てスプリトを目指している途中、看板が気になる店を発見。
何かの丸焼きのようですが…
席に着く前に丸焼き小屋を覗いてみるとおじさんが2人。
私たちはクロアチア語が話せないのですが、目とジェスチャー中心に会話。
レストランもクロアチア語だけかなぁと思ったら、ウェイトレスさんは英語ぺらぺら。助かりました。
「ラムだけど大丈夫?」
「2人分でいい?サラダも2人分ね。パンは?」という聞かれ方だったので恐らく丸焼き以外のメニューが無いのだろうと思います。
パンはおなかいっぱいになっちゃうから要らないなあと思ったのですが
「私たちはパンと一緒に食べるから試してみて」とのこと。
写真ではボリュームが判り難いかもしれませんが結構な量。一人2塊ずつです。笑
一緒についてきたサラダ(たまねぎとトマトにオリーブオイルと塩を掛けただけのサラダ)がなかなか良い。お肉に飽きてきた頃食べると口がフレッシュになる感じ。
それにしても丸焼きってステーキ肉を焼くのと違って美味しいんだなぁと。(この旅の後半でラム肉のステーキを食べたのですが、つい比べてしまいました)
それにしても凄い。地味な外装のこのお店にどんどん車が入ってきます。私たちのような旅行者も車が多いと美味しそうだからと呼ばれるのだろうと思います。
自分が普段食べる肉の量からは考えられないくらい多かったのですが美味しい+サラダのさっぱり感も手伝って完食できました。
あとでトリップアドバイザーでこの店を確認したら、人気店だったようです。だから地元っぽい人がたくさん来てたんだ…
スロベニアからクロアチアを走っている間、この丸焼きの看板を見かけることがあったので、このあたりでは一般的な料理なのかもしれません。
機会があればぜひ試していただきたいです。
つづく
全体の旅程は過去エントリーでどうぞ
シベニク散策(Aug 13, 2017-その1)
クロアチアは旧ユーゴスラビアからの独立戦争の影響があったとはいえ、たくさんの歴史的建造物が残されています。
ここシベニクにも世界遺産に認定されている聖ヤコブ大聖堂があります。
(他に、聖ニコラ要塞が今年世界遺産に認定されたそうですが、ここへはツアーでなければ行くのは難しそうです…)
シベニクには他にも要塞がいくつかあり、軍事的には重要な場所だったことがわかります。
バロン要塞(Barone Fortress)からシベニクの町を見下ろせます。いい眺め!
町は小さくこじんまりとしていてたくさんの路地があります。
もっとゆっくり散策したかったのですが、なにせ1泊だけの滞在でしたので…
クロアチアはどこへ行っても「中世の町」と呼べる町並み。オレンジで統一された家々がとても美しい。
シベニクでのんびりするのも良かったかなぁ~クロアチアは魅力的な町が多いので、旅行から戻った今でもまだ一番を決めきれません。
この日はこの後、スプリト(Split)まで移動です。
つづく
全体旅程図は下記エントリーでご確認ください。
ザダル散策~シベニク(Aug 12, 2017)
ローマ帝国時代の遺跡が残るザダル。シーオルガンで有名ですがそれだけではないのです。
この日は朝から天気が悪く、風が強かったため、部屋に居てもシーオルガンの音色が町中に響いていました。(宿はシーオルガンから歩いて3分程。近いことも理由のひとつだと思います)
昨日よりも海が荒れている…風が強く肌寒いくらい
荷物をまとめ、チェックアウトした後、町を散策することにしました。昨晩も人の多さ、ザダルまでの渋滞でびっくりしたのですが、この混雑は「夏のクロアチアではごく普通なのだ」ということを後に学びます。笑
ザダル旧市街の城壁。
当時はヴェネチア帝国の支配下だったことがわかります(ライオン)
発掘された遺跡が見られるよう足元がガラス張りになっている場所があります
シベニクはザダルから90km程の距離にある町。今日は移動を少なくして身体を休めつつ、クロアチアを楽しもう!という作戦です(でした)。
…が、シベニクまでの道も同様に混雑し…ヨーロッパ人がこぞってクロアチアに夏を楽しみに来ているのだと痛感しました。
シベニクに入っても車は進まないし、宿の方にお会いして駐車場のカードを受け取り、車を移動させようにも渋滞でまったく進まず…
きっと私たちが途中ぶらぶら散策しているから遅いと思っただろうな…(ずっと駐車場までの渋滞+駐車場待ち)
チェックインを済ませた宿(アパート)は洗濯機は無いものの、キッチンがあり、広さも充分。町の中心にあるので少し騒がしかったものの、かわいらしく改装されていてとても良いところでした。居心地の悪くない町でしたので、1泊だけじゃなく、少し滞在してここを拠点に出かけるのも良さそうです。
交通状態が良くなかったことと、コミュニケーションエラーで町に入ってから1.5hは無駄(?)に過ごした気がします。(宿のおかみさんは英語がいまひとつ。最初から娘さんと会話させてくれていたらもっと楽だったのに…)
ぼやいていても始まりません。おなかが空いたので食事にしました。遅めのランチ?早めのディナー??のような、微妙な時間。
アパートのすぐ近くにあるレストランは最終的には昼と夜、2度も訪問するほど満足のできる店でした。
タコサラダと鯛のグリル。鯛がめっちゃ新鮮でおいしかった!
レモンビール。お酒が飲めない友人には好評でした。
カラマリ(イカ)のフライ。イカに外れなし!
スカンピのグリル。クロアチアで何度か食べましたがここで食べたのが一番でした!
旅を終えた後で思い返してみると、シベニクは良いところでした。ザダルやスプリットのように超メジャーな町の中間にあるから、良いのかな?
と言っても、決して目立たない場所だという訳ではなく、観光客だらけの町でした…
つづく
全体のルートはこのエントリーでご確認ください。