フランス1年生。

2015年6月からフランスでの赴任生活が始まりました。

スプリト観光(Aug 15, 2017)

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さてスプリト観光です!

スプリトローマ皇帝ディオクレティアヌスが晩年を過ごすために建てたディオクレティアヌス宮殿が数百年廃墟と化していたため、「これって中に住んじゃえばいいんじゃね?」と人々が住み始め、今のような町になったのだそうです。

 

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WiKiより。廃墟になる前はこんな感じだったと考えられているそうです。

 

まずは銀の門から入ってすぐにある鐘楼に登ってみました。
(聖ドムニウス大聖堂の横にあります、一人15Kn)

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おーいい眺め!遠くに昨日行ったマルヤンの丘(緑の小さな山)も見えます。鐘楼の頂上までの道のりは大混雑だったせいもあって結構大変でしたが皆さんそれなりに譲り合って登って(下って)いました。

 

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次に聖ドムニウス大聖堂(鐘楼の横にある八角形の建物)へ。

聖ドムニウス大聖堂は元々ディオクレティアヌスさんの霊廟として作られたのですが、今はカトリックの大聖堂…。

それはディオクレティアヌスさんがキリスト教を弾圧していたことで歴史に名を残した人であることに起因します。

キリスト教を弾圧したこいつは許せねぇ!」ってことで大聖堂に作り変えられてしまったのだそうです。しかも聖ドムニウスさんというのはディオクレティアヌスさんに迫害されてなくなった方らしいです。歴史って皮肉ですね…。
その上、本来はここで静かに眠っているはずだった彼の遺体(石棺)はどこにあるかわからないそうです…国を治めるための策だったとはいえ、迫害するとこうなっちゃうんですかね…

難しい歴史はさておき、中は歴史的建造物として一見の価値あり!!です。

 

宮殿の地下通路はお土産屋が軒を連ねています。ふらふら歩くだけでも異空間が楽しい。

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宮殿側から入って向こう側に抜けると港に面した青銅の門に抜けられます。なんだか小さな門ですがこちらが正門だという話も…。

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もっとゆっくり観光していたかったのですが、今日はドゥブロヴニクまで走らねばならないため、青空市場でぼったくりサンドイッチを買い、宿のお庭でランチを取ったあと、車を走らせます。

 

つづく