ポルト!-序章/Air Ticket編- (Sep16-18, 2017)
9/18は敬老の日ということで、私も張り切って休暇をいただき、癒しを求めてポルトガルのポルトへ行ってきました。
まだスロベニア・クロアチア旅行の日記も終わっていませんが、ここでひとつ箸休め的な。
ヨーロッパ人の間でも人気の旅行地、ポルトガル。
職場ではみんなが口を揃えて「ポルトガルはいい」「日本へ戻る前に絶対行ったほうが良い」と言います。
「もうそろそろ戻って来い」といわれるのではないかとひやひやしている私。もう時間がないのです(本気で怯えています)。今年は年頭の目標通り、めちゃくちゃ積極的に旅行をしています。
さて、ポルト(Porto)。
実はポルトガルはフライトチケットがいつでもちょっと高い。例えば、バルセロナなら時期を選べば往復1万円以内で飛べるのに、ポルトは3-5万円必要なイメージです。(EasyJetのダイレクトフライトがあるのですがいつも強気の値段設定)
例えば、私が行ったのと同じ日程でいくらなのかというと…
459.9CHF!ざっくり5.5万円。
高い。薄給な私には高級すぎてとても…
(しかもEZ便でここまで出したくないという気持ちが…それこそ貧乏症)
ということで、スタアラ系で貯めていたマイルを使うことにしました。
今は主にANAに貯めているのですが、滅多に旅行しなかった頃、どこにスタアラ系マイルを貯めるのが良いのか迷走?していました。"日系よりもマイル期限が長いところに貯める"というのは良く聞く基本的なマイラー道です。機会があればマイラー道についても書こうと思います。
エーゲ航空に貯めたこともありました。そういえばこれを使ってギリシャに行きました。(あ、まだ旅行記書いてません)
今回使ったのはUnited航空のMilage Plusで貯めていたマイルです。保有マイル数が45,000程ありましたのでそれを使いました。
ジュネーブからポルトまでは、ヨーロッパ内のフライトなので往復20,000マイルくらいで飛べるかな?と思っていたのですが、実際は40,000マイル必要でした。というのも、少ないマイルで取れるチケットの空きが無かったからです。私の場合、日程が最優先。現金支出が無くていいなら必要マイルが多くても仕方ない、今行かなきゃもう行けないかも、と思って決めました。
マイルで取ったチケットはTAPポルトガル航空の直行便。
必要マイルは行きが15,000+帰りが25,000マイル=合計40,000でしたが、税金等で支払ったのは僅か36.65ユーロ。現金支出がこれだけなのはやっぱりお得です。(殆どがジュネーブ空港利用税という…)
しかもeasyjetとは違って荷物を無料で預けられます!これはメリット大きいです。
※といいつつ、チケットを取ったときのことをすっかり忘れていたので、荷物の条件も覚えてませんでした。ポルトに来てから調べて「預けられる!ワイン持って帰れる!」となった訳です。相変わらずアホです。
ちょっとだけマイルの話。
UAは格安航空券でも100%マイルが貯まるのでお得です。(ANAでは加算外のチケットでも大丈夫です)
しかも1年半に一度マイルが加算されればマイルの有効期間が伸びるので、実質マイルの有効期間は半永久的。飛行機乗らなくてもUAのクレジットカード利用でもOKです。
「あまり飛行機乗らないから…」という方は日系航空会社以外のプログラムを選ぶと良いですよ!★組(スターアライアンス)ならUAはいい選択かもしれません。
次は宿です。
つづく
フランスで病院へ行った話
ドゥブロヴニクでの宿を紹介します(Aug 14-16, 2017)
ドゥブロヴニクで2泊した宿のご紹介です。
私はいつもBooking.comを利用します。
私たちが滞在したアパートは朝食のオプションはないため本来は頼むことができないのですが、なぜかオーナーから「もし良かったら明日の朝ごはんをテラスで食べないか?8時に降りておいで」との嬉しいお誘い♪
親切すぎる!!もちろん喜んで甘えさせていただきました。
(なので昨晩スーパーでは朝食にするようなものは買いませんでした)
天気もいいし、テラスで朝食… めっちゃ気持ちがいい…
ワンコちゃんもとってもいい子で食事中は黙って座って私たちが食べ終わるのを待っていました。(終わった後には遊んで!って感じ)
ワンコかわいかったな…
庭で取れたいちじくと自家製リキュールを食後のデザートに。
「もっと食べなさい」とわざわざ採ってきてくれたおとうさん。
私はイチジクに種類がたくさんあることをここに来るまで知りませんでした。(熟しても緑のままのものと、熟すと黒のような濃い紫になるものをご馳走になりました)
さて、ゆっくりした後はドゥブロヴニク旧市街までバスで移動です。宿から400m程歩くとバス停があり便利です。
私がここに決めた理由は口コミが良かったことと、駐車スペースが確保されていることです。ドゥブロヴニク旧市街に宿を探しても良かったのですが、そうするとどうしても困ってしまうのが車。
町の中に泊まるのも楽しいですが、ドライブ旅行をする私にとって駐車スペースがある(しかも無料)のは大変ありがたい…
(予約する際にきちんとリクエストしておきましょう)
部屋は私たちが泊まったStudioタイプと、キッチンとテラスが付いている部屋の2種類あります。
口コミを読んだら、洗濯をさせてもらったり、朝食だけでなく夜ビールをご馳走になった人もいるようです。
=とっても優しいオーナーなので居心地が良いです。
また、旧市街から離れているが、Lapad地区にあるこのアパートからは歩いてビーチにも行けますし、徒歩圏内にレストランもたくさんあります。
宿と周辺の位置関係です。
赤い丸印をつけたところにレストランがたくさんあります。
私たちが行ってよかったと思うレストランには黄色で印をつけました。レストランの話はまた別で…
本当にお勧めできます。またドゥブロヴニクに行くことがあったらここにもう少し長めに泊まってのんびり過ごしたいな~
★もしも泊まってみようかな~と思ってくださった方がいらっしゃいましたらお友達紹介キャンペーンを利用してお得に旅をしませんか?
今ならこのリンクから予約をして実際に宿泊すると15ユーロキャッシュバックを受けられるそうですよ!
(Booking.comに掲載されている宿なら、このページで紹介した宿じゃなくてもキャッシュバックを受けられます。但し上記キャンペーンのリンクから予約をした場合のみです)
ドゥブロヴニク、城壁Walk!(Aug 15, 2017)
フランスの自宅を出発して7日目。
ついに今回の旅で一番の目的地である「ドゥブロヴニク(Dubrovnik)」観光に向かいます。"アドリア海の真珠"とも呼ばれるこの町の美しさは数々のテレビ番組や写真で目にしたことがあると思いますが、実際に訪れるとそのスケールの大きさと美しさに驚かされました。
この門をくぐると旧市街です。
ものすごい人…。早速城壁ぐるり歩きを開始します!チケットは150Kn。(結構高い…)
観光客が考えることはみんな同じなので城壁も混雑しています。
アドリア海をバックにオレンジ屋根の家々が映えます。
城壁は一方通行なのでみんなについて行けばOK、2箇所ほどチケットチェックがありました。無くさないようにご注意ください。
それにしてもこの日は本当に暑かった…城壁の上には日陰が殆どないし…(Cafeなど飲み物を売っている場所は日陰を作ってあります。城壁walk中に時々見つけることができます)
水は絶対たくさん持っていったほうがいいです。
町に入ってすぐ、城壁の入り口近くにある広場には水を汲むことができる大きな水場がありますので補充してから行くのがいいですよ。
暑くて大変だったけど、景色は最高です!!
この写真は城壁を歩き出して間もない頃です。後ろにドゥブロヴニクを見下ろせる展望スポット、スルジ山が見えています。
城壁は全長2km程ですが、坂になっているのでアップダウンもありますし、上の写真のように階段を登る必要がある展望所(ミンチェッタ要塞)もあります。
真夏に城壁を歩くのはなかなかしんどいです。(私が運動不足なだけかもしれないけど…)ご自身のペースで無理なくゆっくり歩きましょう。日陰を見つけたら都度休むのがいいと思います。
私たちは休憩しながらのんびり2-3時間くらいかけて一周しました。
(あ、トイレが無いらしいですのでご注意ください)
城壁歩いた後のビール!そら~美味しかった!
路地にあったレストランでランチ休憩。ここのタコサラダはジャガイモではなくトマトと和えてあって美味しかった!ここでもイカのグリル。イカにはずれなし!
城壁をぐるり一周するだけでも充分楽しいのですが、ランチ休憩の後は旧市街をぶらぶら。ただ暑すぎて本当に疲れましたね~…
写真もたくさん撮ったのですが、ドゥブロヴニクに興味を持った方の現地での楽しみを奪わないよう、写真はこの辺にしておきます。
港の近くに絵描きのおかみさんが出していた露店。
どの絵もとても魅力的だったのですが、お値段が手頃な小さな絵を1枚、自分のお土産に買いました。今この絵はフランスのアパートに飾ってあります。
ドゥブロブニクには2泊。
フランスから車で移動しながらの旅だったので旅程の都合上、2泊しかできなかったけどもっと長く泊まってゆーーっくりすればよかったなぁと思えるほど素敵な町でした。
私は見ていませんが「ゲーム・オブ・スローンズ(Game of Thrones)」というドラマはクロアチア各地でも撮影されたそうです。見てから旅行に来るのも良いかもしれません。(でもこのドラマ、長いんですよね…)
セットではなく、実際にこの町が存在する!と感動すること間違いなしです。
ドゥブロブニクでの夜は更けてゆく…
つづく
ドゥブロヴニクを目指せ!(Aug 14, 2017)
夏の旅行の間にちょろちょろ別の話も入ってきて何がなんだかわからなくなりそうですが、地味に続きを書いていこうと思います。(ホントかな…中断してる旅行記たくさんあるけど…)
スプリトを出て目指すはドゥブロヴニク!(Dubrobnik)
クロアチアといえば一番にドゥブロヴニクが挙がるほど有名な町ですね。
クロアチアはワインも美味しいとガイドブックにもありましたので何度か試しました。この写真は道中、トイレ休憩も兼ねて停まった小さな道の駅的なところです。海を眺めながら「もうすぐドゥブロヴニクだ…」としみじみしていました。
そうそう、実はドゥブロヴニクって飛び地なんですよ。知ってましたか?
地図でわかる通り、スプリトから車で向かうと、一度ボスニア・ヘツツェゴビナ(黄色)を通過します。クロアチアなのに陸続きじゃないなんて、なんか不思議ですよね…
さっき休憩したところから少し車を走らせると国境でした。
ちなみに、この写真は復路に撮影、そのため海が左側です。
(ドゥブロヴニクからボスニア・ヘルツェゴビナに入る際の国境)
一応、パスポートチェックはありました。
この写真も復路で撮影したのですが、[BiH]という表示が道路標識にあるのがわかりますよね?ボスニア・ヘツツェゴビナってここにあるんだ…サラエボってこのあたりなんだ…と。
今回はボスニア・ヘツツェゴビナには入りませんでしたが(国境の町ネウムを通過しただけ)機会があったら行って見たいなと少し思っています。
今夜の宿はドゥブロヴニクの真ん中ではなく、少し離れた場所。でも車を置く場所が確保されているし、オーナーはめちゃくちゃいい人だったので大満足でした!
オーナーに教えて貰ったレストランで夕食。
クロアチアのレストランではお通しにこれ(ツナ)が出てくることが多かった気がします。
このあたりは牡蠣が有名とのことだったので私だけ前菜にいただきました。友達は魚のスープ。
メインはシーフード!この他にサラダも。毎日モリモリ食べてます!
このレストランに来る前に近くのスーパーを少々冷やかし、ビールをGET済み。これで部屋でも飲めます。
この日は長距離ドライブだったこともあり少々疲れていました…
つづく
Oktoberfest 2017 in Munich (Sep 25, 2017)
生まれて初めて、オクトーバーフェストに行ってきました!
正直、しばらくビールは要りません!
(大好物だったけど嫌いになりそうなくらいたっぷり飲みました)
いやービール飲むだけだと思っていたら死ぬほど広い敷地に移動遊園地とか、屋台とか色々あってすごかったです。
ジェットコースターなど、絶叫マシン多数。
お化け屋敷って日本だけじゃないんですねぇ。射的もありました。
酔っ払いのお祭り会場は多数。ブリュワリー別で大きなテントがあります。ミュンヘンに工場がないとテントを出せないらしいです。
テントの中にはバンドが居て、ずっと生演奏。めっちゃ盛り上がりました。私は見れなかったけど、到着する直前にアーノルド・シュワルツェネッガーさんが居たらしいです。
最初はこんなおつまみをおとなしく座って食べ・飲んでいるのですがだんだん盛り上がってくると…
判りますかね?座っている人と立っている人が居るのが。
盛り上がってくると、椅子(ベンチです)の上に立って音楽に合わせて踊り出します。
私も椅子に立っていたので、写真がブレブレ。だってみんなが椅子の上で飛び跳ねたり踊ったりするから…
結構な割合で伝統衣装を着ています。女性は「ディアンドル」、男性は(良い写真が無かったのですが)チェックのシャツに「レーダーホーゼン」と呼ばれる皮製の短パンを身につけます。
テーブルが無い人はこうやってひとつひとつ交渉するんです、仲間に入れてって。(要はナンパ & タダ酒狙い)
私たちは4:30からテーブルを予約していたのですが、予約は地元でも大変らしい…なのでテーブルに隙間があればどんどん入ってきます。
死ぬほどたくさんの人がテーブルの空き待ちをして入り口近くに立っているんです。 すごい…
そんな血眼な人たちの中に居るので、テーブルは予約していても早く行かないと勝手に取られてしまうらしいです(なんじゃそりゃ)。
5マースくらいへっちゃら!おねいさんは写真を撮らせてくれるためにわざわざポーズ取ってくれました。
私もおねえさんに頼んで、5マースを持たせて貰い記念に写真を撮りました♪
ビールはマース(1リットル)と呼ばれるサイズしかありません。今年は1杯11ユーロになったらしい… 高いんだか普通なんだか良く判りませんが1リットルならそれもありか?と思ったり。(円に換算すると高いですが、こちらの感覚では1ユーロ=100円ですからね)
聞いてびっくりしたのですが、このビールの売り子さんたちはビールの注文を受けた際、それを一旦ビール工場(テントのオーナー)から買い付けて、私たちに売っている(要はマージンを取っている)らしいんです!(+チップが貰える)
売り上げ次第で給料が全然違ってきますので、大口の客を捕まえるとラッキー。
各地のオクトーバーフェストを渡り歩いて一年分の給料を稼ぐ人もいるらしい…(Total 4-6週間労働)
1回(2週間程)のオクトーバーフェストで6000ユーロくらい稼いでしまうとか… すごいなぁ。
結局、最後の最後までのんだくれていたので、終わって外に出るとまっくら。(23時くらい)
夜景もきれいですね…
これ、買おうと思ってたのに買いそびれた…
これなかった同僚に頼まれて買った帽子とビアジョッキ。
オクトーバーフェストが大嫌いな人の誕生日祝いにプレゼントするそうです!
たまにはバカ騒ぎするのもいいけど、大声じゃないと話ができないから声枯れるし、ビールも落ち着いて飲んだほうが本当は美味しいし。
年に1度… いや 数年に1度くらいでいいかもなぁ~
最後に、普段はクールに見えるドイツ人もこんなに盛り上がるんだ~と思ったと同時に、普段は余りしゃべらない物静かな青森県人の男性がねぶた祭りでめっちゃ盛り上がる様子とオーバーラップしました。
祭りって凄いね…