フランス1年生。

2015年6月からフランスでの赴任生活が始まりました。

スロベニアで洞窟探検(Aug 11, 2017)

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クロアチアへ行く道すがら、スケジュールの都合で宿泊をしました。

前述の通り、国境でこってり怒られたあとなのでちょっとテンション低めの私。
「ぐー!着いたらビールだ!」と言い聞かせて車を走らせます。

今宵の宿は洞窟城(Predjama Castle)の目の前にある宿(ゲストハウス)です。宿で運営しているレストランもあるので、遅い到着でも安心。

洞窟城の中は翌日散策しました。

洞窟城と呼ばれるだけのことはあります。うまく洞窟に建物をはめ込んだな、というようなお城なのです。

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写真の通り、アップダウンもあるので洞窟探検気分が味わえました。
入場料は10ユーロほどだったように思います。しかも日本語の音声ガイド付きです。
バブルの頃に世界中を旅しまくった先輩達に感謝!

 

今日こそはクロアチアに入るのですが、その前にせっかくなので本当の洞窟探検をしたくなり、寄り道をしました。

ガイドブックにもたくさん取り上げられているポストイナ鍾乳洞(Postojna Cave)ではなく、クリナジー鍾乳洞(Krizna Jama)です。

ここは(ネット情報によると)地下湖があり、ボートに乗って1つ目の湖探検ができるらしいこと、事前予約すればツアーで奥まで探検できるコースもあるらしくとても楽しそう!もちろん、洞窟に一日居る時間も有りませんので、1つ目の湖探検までの1Hツアーに参加することにしました。

洞窟の中は年中8℃とのことで、外との気温差が激しい!(今年のヨーロッパは猛暑でした…) 予定外の訪問だったのでたいした防寒グッズを持ち合わせていなかったこと、ミートテックを持っていない友人は寒そうでした…

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足場の悪い中をガイドにくっついて歩きます。
探検ムードばっちり!

残念なことにこのところ雨が少ない(記録的に少ない降水量)のため地下湖の水も少なく、またそこまで歩く道すがらも本来あるはずの水がまったく無い状況でした。

いつか機会があったら一日中探検するコースに参加して、奥まで行って見たいなぁ。

 

2つ洞窟を満喫し、ついにクロアチアへ!

 

つづく

 

全体ルートは過去記事でご確認ください・・・

 

 

 

 

ベルガモ観光~スロベニア入りまで(Aug 10, 2017)

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翌日はベルガモ(Bergamo)に移動、ケーブルカーを使って丘の上にある旧市街チッタ・アルタ(CITTA ALTA)へ。ここはどこを切り取っても絵になる、こじんまりとしていて観光もしやすい素敵な町です。

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毎度のことながら、たいした下調べもしないまま来てしまいましたが、ここでの散策は楽しかった。

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地元の名物ケーキなのかなぁ。他のお店でも同じものが売られていました。覗いている女の子がかわいい。

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休憩の際にジェラートを食べました!たくさん種類があるので注文するときに迷ってしまいます。

 

イタリアの小さな町観光をした後、スロベニアを目指します。

順調と思われていたが、途中天候ががらりと変わり嵐になり…視界が悪いためスピードを落とさなければならなくなった上に、道路が渋滞し予定よりもとても時間が掛かってしまいました…(まだ午後なのに夜みたいに真っ暗になり、強い雷雨)

そんな中、懸命に走ってようやくイタリアとスロベニアの国境!

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スロベニア国境

やった~やっとだぁ!と友達とキャーキャー言いながら国境通過。

そのままスロベニアの高速道路に誘われ(イタリア側の高速道路出口で支払い後、そのまま高速は国境まで続き、スロベニア国境を超え、そのままスロベニア高速道路入り口)さて、高速道路のチケットを取ろうかと思ったら!

…警察に停められました。

そうなんです。スロベニアはチケットではなくヴィニエット(高速通行料支払い済みを証明するステッカー)が必要だったんです…。

知らんかった… ホンマ、知らんかった…

私のリサーチ不足でした。クロアチアに行くときにちょっとスロベニアを経由するだけと思っていたので大した調査をしていませんでした。

警察官にはまず最初にこってり説教され、「ヴィニエットを買わなくてはいけないのを知らなかった」といったらますます怒られ…(そりゃそうだ)

パスポートと運転免許証は取り上げられ、車とナンバーの写真を撮られました。
「この紙読んでから来い!」と違反についてまとめたA4の説明書き(英語)を渡し自身は車(警察の車、1BOX)へ… 多分パスポート等で個人情報をチェックしていたのでしょう。

たくさん書いて有る説明を読むと「150ユーロ払いなさい」と書いてあり…
あーあ、150ユーロ有ったらおいしいもの食べれるのに…と落ち込むと同時に、でもひどいなぁ。スイスでも同じくヴィニエット方式だけど国境を超える前にチェックがあり、貼られていない場合はそこで購入を促されるだけなのになぁと思ったり。
(私の住むフランス側からスイス側(ジュネーブ)に入る高速道路上の国境の場合。他は…ごめんなさい、判りません)

あーあ、でもおじさん(注:警察です!)怒ってるし、私もわざとじゃないけど払うしかないよなと諦めて車へ。

「紙読んだなら判るだろ?違反金いくらだって?
 150ユーロって書いてるだろ。
 あと、ヴィニエットは1週間でいいのか?」
と。

私は「はい、1週間で… あ、待ってください。クロアチアから戻るのは10日後なので1週間じゃ足りません」というと
「じゃあ1ヶ月だな、ヴィニエットは30ユーロだ。」
「カードでも良いですか?財布とってきます」と伝え一旦車へ。

戻って「ではカードでお願いします」と伝えると、
「今回だけは見逃してやる。でも次は絶対許さん。
 1ヶ月のヴィニエットは30ユーロだ。現金あるんだろ?それで払え」と。

何がなんだか良く判りませんが、ヴィニエット代だけで許してくれました。
クロアチアへいくために通過する人間がヴィニエットのことを知らなかった、だから許してあげようという判断をしてくれた…のかな?

注:これは毎回そうしてもらえることではありませんので、余り警察官の方に"交渉"するのは辞めたほうがいいと思います。(ゴネると反則金が300ユーロになるそうです) 私も最初に「ヴィニエットが必要ということは知らなくて」「本当にわざとではないんです」と言い訳したことで警察官の怒りに油を注いだので…。

 

上にある国境の写真(助手席の友人が撮影)を良く見ると、オレンジの看板があり、なにやら通告?していたらしいことが後でわかりましたが… こんなのわかんないよぉ~雨降ってたし(国境越えに浮かれてたし)

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8月10日に買ったヴィニエットであることを穴で知らせている

 

どちらにしても海外では「自己責任」。

知らなかったというのは言い訳になりませんので注意が必要ですね。

皆さんも同じことにならないよう、ご注意ください。

ネットで調べたら同じ体験をした旅行者は多いみたいですね…

 

国境越えで友達と一緒にテンションあがってたのに、すっかりしょんぼりしてしまいました…

天候不順の中、ロングドライブしてつかれた上に、違反でぐったりしてしまったスロベニア入りでした…

 

つづく

 

全体ルートは過去記事でご確認ください・・・


 

 

モンブラントンネルを抜けてイタリアへ(Aug 9, 2017)

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自宅を出てモンブラントンネルを通り、イタリアへ!
陸続きで違う国に入れるというのは日本では体験できない大陸ならではの旅ですね。

以前にも一度出張の際に通ったモンブラントンネル。通行料が高いのでプライベートで来ることはないだろうと思っていたのですが、やはり時間短縮できるという利点を考えるとこのトンネルを使うのがベター。

しかし、片道43.5ユーロは高い… 10日以内に往復するなら55.2ユーロとかなりお得なのですが…今回の旅では利用できず。。仕方ないけどなんだか切ない。

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トンネル内での事故を防ぐため、車間距離と制限速度についてルール説明がフランス語・イタリア語・英語で車のラジオから流されます。過去に大きな事故があったからでしょうね。そのため、利用者もきちんと守っている印象です。

…が、トンネルというのはつまらないですねぇ。真上にモンブランがあるのか!と思うとウキウキしますが、特に「ここがモンブラン」とか「ここが国境」という日本のトンネルにあるような掲示がされているわけではありませんから。

ランチを食べようと寄り道したAostaは思っていたよりも雰囲気のある町でした。

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ランチの後、少し散策して出発。今日の目的地はAgrate付近です。

ホテルは以前出張で利用したことのあるホテルですので、少しですが知っている場所。出張の際に利用したおいしいレストランでイタリア料理を堪能。

斬新なタコサラダ(スイカ!)と、めちゃくちゃおいしいパスタに感激!そしてワインがおいしくて安い!(これはフランスも同じですがイタリアのほうが少し安いかな)もちろんデザートにティラミスも忘れずに…

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移動メインだった一日目をおいしい料理で締め、幸せを感じつつ就寝。

 

つづく

2017 summer holiday(序章)

2週間の夏休みを取り、日本から合流した友人と一緒にクロアチアまで車で旅行をしてきました。

フランスの自宅から出発したため、正確には

フランス~イタリア~スロベニアクロアチアの旅 です。

全旅程で約3,200km走りました。走りすぎですね…

バイク旅の癖が…笑 周遊旅行も悪くないのですし、

私は走りすぎというよりは毎日どこかで観光したりと割と楽しんだつもりなのですが

「のんびり羽根を休める」という時間がなかったのも事実。

次回以降は一箇所に滞在して近くへ日帰りで行くような滞在型の旅行もやってみたいと思いました。

 

旅行記は、ボチボチまとめていきます。

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Merde! その後、見積編。

 

先日車をぶつけた話をしましたが、今日は見積りを取るため車屋さんに行ってきました。

 
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あら!予想に反してお安い!
 
保険で払うので私のお財布には影響がないのですが、安くて少しホッとしたような、保険を使って良いのかと思ってしまう金額です。
といっても、日本と同じシステムかわからないので「来年から保険料上がります」なのかもわかりませんが…
 
聞いて落ち込むことになったら嫌なので詳細は聞きません!笑
 
 
 
 
 
 

かたくてしょっぱいもの。

私は噛み応えがあってしょっぱい物が好きです!

 

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日本に帰ると珍味系を持ち帰ります。

イカソーメン、あっという間に食べちゃいました…

フランスを含むヨーロッパで似たようなものといえば、ソシソンや、このコッパです。

 

今日は10枚カットをお願いしたらおねーさんが疲れた〜と言ってました。

硬いのでマシンを使ってもカットが大変みたい。

 

ありがとう、おねーさん!

Corseの美しい風景-1 <Corte>2017.07.14

あてもなく走り出したので、あっちに向かったりこっちに向かったりと無駄な動きをしてしまいましたが、そうしているうちにお腹が空いたので早めのランチを採ることに。

そのときCorte近くにいた、ただそれだけです。

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そんな当てずっぽうで来た村ですが、なかなか良かった。

 

まずはランチ。街の真ん中?にあった噴水近くのレストランへ。まだ昼前なので全体的に空いてましたが、私が食べ始める頃には満席に。

観光客用のコルシカプレートを頼もうとしたら「それは1人には多すぎるよ」と言われ普通の料理を選択。儲けようと思わないのかしら?

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食事の後になんとなく歩いていたら村の展望台に到着。ここからの眺めは最高。

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村の中心に誰かの像があったけどスルーしたらこのあたりの偉人だったようで。無知でごめんなさい。

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私はそれより店のテラスというより路上に設けられた席が面白いなぁ、こーゆーの、おおらかで良いなぁとか

 

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なんで自宅を半分違う色にしたんだろうとか思いながら散策。

 

しかし暑いぞ!!もうちょっとだけ暑さがマイルドだと、散策も楽なのになー。

 

なんて思いつつ、疲れたので宿を目指す。