フランスの記念切手。
さかなさかなさかな〜〜♪
初めて近所の魚屋さんに行ってみた。
買い方のシステムもわからないので、まずはぐるりと一周。
やっぱりわからないので、おじさんに声をかけると
「Japonaise?」と聞かれ「(Ouiではなく)yes!」と答えてしまった。ハハハ。
奥から日本人女性を呼んできてくれた。
おおお!日本人!こっちに来て初めて(観光客ではなく)暮らしてる日本人に会った!
手巻きをしたいと伝え、具を選んで貰った。
しかも代わりに注文してくれた!
今度お茶しましょ!と話して別れた。
あれからもう一度魚屋さんに行ってまたお寿司の具を買ったのよ!
我ながらなかなかの出来栄え。
フランスで買う寿司より、安くて美味しくできた!(自画自賛)フランス2年生になりました。
フランスに到着したのが去年の5月28日。
今日でちょうど1年経った。早いなぁ。早すぎる。
この歳でやっと自分と合わない人とは無理して付き合わなくて良いと学びました。笑
ちょっとだけフランス語をかじり始めました。
フランス流の挨拶、ビズに慣れました。
4月末にやっと花の都Parisに行ったばかり。まだまだフランス内をウロウロできてないよー。
Parisのことはまた別の話…
色んなところからミヨー橋を眺めたい!(Viaduc de Millau, Mar 26-27, 2016)。
遅い時間にお腹一杯食べてしまった。恐らく今夜は夕食が入らないだろうな~
晴天の下、車をミヨーに向かって走らせる。
可愛い村を見つけるとテンションUp!
いつもながら一般道は楽しい。特に田舎道は街中と違って渋滞も殆どないのでのんびり走れる。
時折、レーサーか!と思うほどの勢いで煽ってくる車が居るが、放っておけば勝手に抜いていく。
…たとえその道が"追い越し禁止"だったとしても。笑
フランス人はせっかちだと思う。一般道の速度制限は郊外で90km/h。
といっても基本的に誰も守っていない。どんなに細くて見通しが悪くてもぐいぐい来る。おっかない。
少数派だが、それとは逆にしっかりきっちり速度制限を守る車も居たりしてその対比はものすごく面白い。
まぁどちらにしても自分が好きなようにすれば良いだけ。
お互い思いっきり文句言ってるだろうけど聞こえないしね。
私は後ろに車が来ると落ち着かないので、こいつはぐいぐい来るなと思った相手にはサクッと道を譲るようにしている。煽られてスピードを上げて走ったせいで私がレーダー(速度制限)につかまるのもイヤだし、イライラしている車にぴったり後をつけられるのもいや。私の平和のためです…笑 そういえばこちらに来て間もない頃にレーダーに捕まり、罰金払いました…。
そんなこんなで車を走らせていたら、突然目の前に橋がどーんと飛び込んできた!!
ひゃー!これってミヨー橋だよ!すごい!!
カーブを曲がった途端、目に飛び込んできたミヨー橋に大感激!!
セルフィ棒に取り付けていたiPhone6を取り出して運転しながら写真を撮ってみた。
こんなにすごい景色なのに誰も気にしてない様子に見えるのは気のせいなのだろうか…
橋を下から眺めるために道端に車を停めてみたり、行き止まりっぽい場所から歩いて橋と同じ高さを目指して歩いてみたり。こそこそと独りで橋を楽しんだ。笑
本当はこのまま宿に向かってチェックインしなければいけない時間なのだろうけど、せっかくここまできたのでその前に近くの村へ寄り道。
ここペール(Peyre)は「フランスの美しい村」にも選ばれている村。
この村からミヨー橋が眺められるんです。
駐車場に車を停めて村の中へ。もう陽が傾き始めているせいか、観光客はあまりいない。
おかげで遠慮なくミヨー橋をバックに自撮できた。笑(ちょっと恥ずかしいのです)
そして私の大好きな「村」と「橋」のツーショット。うっとり。笑
さて、十二分に景色を堪能したあと、ホテルに向かったのだが、余りに到着が遅すぎて「もうすぐ(20時)受付終るけど大丈夫?」という電話を受けてしまった。(安宿なので)
ちなみに電話を受けたのはまさにホテルの駐車場に到着したとき。笑
いやー 今日はミヨー橋をいろんなところから眺めて満喫したなぁ~~
そしてついに明日はあの橋を渡るぞ!!と思いながら夕焼けに染まった空とミヨー橋を眺めた。
フランス語レッスンはじめました(最初の問題)
さて、フランス語学習の話。
同僚にレッスンを受けたいことを話したところ、昨年まで職場に居た男性に相談すると良いとアドバイスを受けました。(今その彼からフランス語を習っています)
相談したところ、彼の友達にフランス語教師が居るらしく、その女性から推薦されたという初心者用のテキストブックを買うよう言われました。
(amazonのフランスサイトで発注したのですがこれまた届くまでひと悶着ありました。さすが評判を裏切らないフランスの郵便局です)
その本はフランス語でフランス語を学ぶ本(英語のレッスンでもよく見かけるアレです)なので、中にフランス語以外の記載は一切ありません。
正直、アルファベットの読み方さえロクに知らない私にはバーが高すぎる。しかも言われて買ったものの、その彼もその本をどう使って教えれば良いのか知らないというお粗末さ。
おかげで私はレッスンを受けるたびにフランス語を学びたいという気持ちを失っていきます。
その彼は博学なのはいいのですが、私にとってはフランス語学習の妨げになるようなアイテムを不必要に掘り下げるため混乱します。フランス語のレッスンを受けているというよりも彼の雑学を聞かされている時間が多くなることがあります。(飲んでるときに聞く雑学としては良いと思うのですが…)
これではイカン!と自分なりにレッスンの方法を考えて毎回提案していました。できるだけ私が発音を練習する機会が欲しい、文法など難しい話は今は横においてまずは基本的な旅行会話を覚えたい等々。
そのように自分が希望するレッスン方法を提案するたび彼は判った、そうしようというのにそうならない!
しかも彼の細かい性格は私の想像のはるか上を行き、まるでフランス語を教えているというよりも箸の上げ下ろしに注意が入るというレベルに。どんどんどんどん私の不満は募り、ついにある日限界を迎えてしまいました。
「こんなの全然楽しくない… もうフランス語勉強したくない。
ココに来てレッスンするたびにイヤになる。予習もしてこないだめな生徒だと毎回感じさせられる。毎回自分が学びたいことを伝えても判ってくれないのは私の英語力が足りないから・説明が足りてないからだと思う。それは悪いと思う。でももう楽しくない。私にすればどうでもいい些細なことをピックアップされてばかり。フランス語は覚えたかったけど、もうやめたい。」
彼は私の発言に驚き私に謝り「だったら友人(途中で出てきた本を推薦した人)からちゃんとレッスンを受けられるよう紹介する」「僕はプロフェッショナルではなかった。今日のレッスン代は要らない」など色々話かけてくれたのだが、私はもう本気でフランス語の勉強を続けるのがイヤになっていた。
せっかくフランスに住むのだから言葉を少しでも覚えて英語を話さない人たちとも少しで良いから会話したいと思っていたのだが、その気持ちを全て無くすほどだった。
さすがの彼も私がレッスン中に楽しくなさそうにしていたのは気が付いていたようだが、どうしたら良いのかわからなかったというのが正直なところのようだ。(何がイヤでこういう風に勉強したいと伝えてたのに…)
私とすればこの最悪なレッスンに時間とお金を浪費しているのがばかばかしかったのだが、元々同じ職場で働いていた同僚で友人。お金については円満に手仕舞いできるならもうどうでもいいと思った。
ただ、これからの接点を全て絶ってしまおうと思うほどのひどいことをしたわけではないので私も言葉を選んで苦情を伝えた。
(と言っても前述のコメント(表現)はかなり直球。これは今まで何度もやんわり要望を伝え続けてきていたものの何も変わらなかったため、ちゃんと伝えるために遠まわしな表現はやめました)
その後、こちらへの赴任が決まる前に買ったNHKラジオのテキスト(半年分が一冊になったおまとめ版)で旅行会話を中心に勉強すること、文法が助けになるのは判るがレッスン中に取り扱い過ぎない事(例え相手の答えが聞き取れなくても、まずは私が何をどうしたいかを伝えるのが最初の目標)、発音の練習など独りでは難しいことをレッスン中に学びたいことを改めて合意し、レッスンを続けることにした。
私としても昼休みの時間にレッスンを受けれることと、帰国子女の彼は英語が完璧であることなどから可能であればぜひレッスンを継続したかったのでお互いの思惑が一致したと言える。
この話し合いからもうすぐ一ヶ月。今のところは順調。
ただしフランス語の内容はどんどん難しくなってきているのでその点については順調とは言えないけども…笑
フランス語のレッスンをはじめるまで。
花粉症から逃げられると思っていたのに、ここフランスでもくしゃみと目のかゆみに悩まされながら春を感じています。
日本からフランスへ赴任してもうすぐ1年経過するぞという今頃になってようやくフランス語のレッスンを始めました。
今までやらなかった理由(言い訳)はいくつもありますが(笑)一番の理由は、こちらに来てから自分の英語に本気で自信をなくしたことでした。
こんな状況でフランス語に手を出している場合なのか?オイ!みたいな。
同僚の9割がフランス人なので、仕事以外の会話はフランス語です。黙っていれば(音としてのフランス語が)耳に入ってきます。それをずーーーっと聞き流していただけなのですが同僚達が何を言っているのか大体想像がつくようになりました。細かいことはわかりませんが、話題が何か、それについてどんな感情を持って(どんな単語で)話しているのか。
ただ、一般的にも「言葉から伝わるのは2割で他は顔や態度で8割を占める」といわれているくらいですからそれが私の能力ではなく一般的なことなのは自分でも良く判っています。
ただ、私のすごいところ(?)はその全くわからないフランス語に英語がひっぱられて自分で言いたいことをどう言えばいいのかわからなくなって話せなくなっていたというところです。笑
BGMだと思っていれば耳に残らないし、何の影響もないはずなのに。私って素直なのね…(ぽっ)
確かにフレンチアクセントは耳慣れないので聞き取りにくく感じましたが私に英語力があればもう少し楽なのではないかと。自分の英語力の無さに自分で落胆していました。
少し救いだったのが英語を母国語とする数人に聞いてみたところ、フランス語やイタリア語が母国語の人達の英語は聞き取りにくいそうで会議中もかなりの集中力が必要だと言っていました。じゃあ私が聞き取れなくたって仕方ないじゃないか!と開き直れました。笑
他にもネットには同じ英語を母国語とするアメリカ人とイギリス人でさえ、お互い何を話しているか全くわからないということが書かれてました。笑 そーなんだぁ、じゃあ不必要に落胆しなくていいのね。
とはいえ、自分の現状からまずは英語をどーにかするのが先決!と地味な自習を再開し、優しい話し方をする同僚と英語で話す機会を増やそうと積極的に雑談を持ちかけるようにしました。
勝手に練習相手にしておきながらすごい勝手ですが、早口な上にアクセントが強いと、もうくじけそうになるのでそういう人との雑談はパス。あくまでも私が聞き取りやすい英語を話す人に話しかけていました。
渡仏して8~10ヶ月経ったころ、ようやくフレンチアクセントの英語に慣れてきた気がします。長すぎるよ!といわれればその通りなのかもしれませんが、冒頭に書いた通り、英語を話さない人たちの中で生活するなど、単にスピーカーのアクセント問題では片付けられない色々な要因が重なった結果だと思っています。
今は渡仏してくる前までに自負していた英語レベル(意思疎通は問題なし、単語に限界はあるものの議論もできる)に戻った(?)ので、フランス語を始めてみようかと思ったわけです。
6月に母をこちらに招待していますのでその少しでもフランス語が判ったほうが旅行も楽しくなるかなと思っています。
というわけで本腰入れて頑張らなくちゃいけないわけなのですが、フランス語学習というのは思っていたよりも大変です…。
つづく