いざ、カルカッソンヌ!(Carcassonne, Mar 26-27, 2016)。
前日の金曜に休暇を取ろうか迷っているうちに時間が過ぎ、この週末の土曜日がついにその出発の日になった。気が付いたら割と大多数が金曜に休暇を取っていて、事務所には数人しか出勤していなかった。
(近隣国のドイツやイタリアは25-28の4連休になる。顧客が休みなら俺もってことのようだ)
…完全に私のリサーチ不足だ。来年まだフランスに居たらそのときは4連休にしようと心に決めた。
さて、出発前の荷造りをしていなかったので、やらなくてはと思っていたのだが、今週は珍しく仕事帰りに友人達(2組)と2度続けて夕食にでかけたので疲れていた。
そう、フランスで「夕食食べよう!」は7時半~8時に始まって、大体23時くらいまでおしゃべりをする。Aperoと呼ばれる「軽い一杯飲み」がその前にプラスされると、5時~6時くらいからお酒を片手におしゃべりが始まる。
長い、長いんです。笑 楽しいけど、毎朝早いので二回これが続くともう疲れてしまう。今は事務所から自宅まで遠くなったから尚更…。
そんな状況だったので、旅の支度はおきてからするとして寝ると決めた。
5時起床!7時には出発だ!なんて思っていたのにやっぱりダメだった。
準備をしているうちにおなかが空き、結局朝食をちゃんと作り始め、コーヒーまで飲んでから出掛けた。9時。まぁ普段のぐうたらを考えれば上出来かな。
今日は一気にカルカッソンヌまで約500km走る。場合によっては休憩を減らさなくちゃと考え、おにぎりを持っていくことにした。(結局、ランチはおにぎりで済ませた)
行きの経路は高速道路をただひたすら南下するとてもつまらないルート。高速道路からの風景は基本つまらない。旅というよりも単なる移動だ。
それにしてもこの日は本当に天気が良かった。車の中は真夏状態。窓を空ければ涼しい風が吹き込むが高速ではうるさくてしかたない。3月だというのに時折クーラーを使用しながらの移動だった。
そうそう、この旅でのちょっとした試み。それはセルフィ棒(でいいのかな?)を使って移動中に写真を撮ってみること!
車を停められない場所でも景色を収めてみたいと思ったのです!これがなかなか快適。いいかもしれない、セルフィ棒。
休憩を挟んで約6時間車を走らせてカルカッソンヌ(Carcassonne)へ3時頃到着!自分の中では予定よりも早く到着できた(=途中で寄り道したくなったところが余り無かったということでもある)。これなら今日は陽が落ちるまで充分観光できそうだ。
あ、そういえば、一箇所だけ気になった町があった。
高速を走っていたら急に大きな崖とその頂上にお城らしき建物、そして岩肌には穴がいくつか空いていて人が住んでいる(いた)ように見える。
こ、これはなんだ! ぜひ別の機会に来たいと思い、パシャリ。記録しておかないと感動しても忘れるもんで。(感動が多いからであって決して加齢のせいではない!ということにしておく)
さて、カルカッソンヌの話。
予約していたホテルはシテ(Cite)と呼ばれる城塞で囲まれたエリアへ足を踏み入れるメインの門、ナルボンヌ門が目の前。しかも駐車場が無料!
ここでは寝るだけだとわかっていたので部屋からの眺望は不問。立地だけで決定した宿。
ホテルはレストランも併設していて、到着したときはテラスでAperoを楽しむ人たちで大賑わいだった。
部屋は階段を下った地階にあったが、室内は広くてとてもきれい。珍しくエアコンもある。何より、この立地なのに駐車場が無料とは素晴らしすぎる。(すぐ近くには有料駐車場があるが劇混み)
一息ついたところで、散策へでかけよう!!
ってところで、つづく。