ベルガモ観光~スロベニア入りまで(Aug 10, 2017)
翌日はベルガモ(Bergamo)に移動、ケーブルカーを使って丘の上にある旧市街チッタ・アルタ(CITTA ALTA)へ。ここはどこを切り取っても絵になる、こじんまりとしていて観光もしやすい素敵な町です。
毎度のことながら、たいした下調べもしないまま来てしまいましたが、ここでの散策は楽しかった。
地元の名物ケーキなのかなぁ。他のお店でも同じものが売られていました。覗いている女の子がかわいい。
休憩の際にジェラートを食べました!たくさん種類があるので注文するときに迷ってしまいます。
イタリアの小さな町観光をした後、スロベニアを目指します。
順調と思われていたが、途中天候ががらりと変わり嵐になり…視界が悪いためスピードを落とさなければならなくなった上に、道路が渋滞し予定よりもとても時間が掛かってしまいました…(まだ午後なのに夜みたいに真っ暗になり、強い雷雨)
そんな中、懸命に走ってようやくイタリアとスロベニアの国境!
スロベニア国境
やった~やっとだぁ!と友達とキャーキャー言いながら国境通過。
そのままスロベニアの高速道路に誘われ(イタリア側の高速道路出口で支払い後、そのまま高速は国境まで続き、スロベニア国境を超え、そのままスロベニア高速道路入り口)さて、高速道路のチケットを取ろうかと思ったら!
…警察に停められました。
そうなんです。スロベニアはチケットではなくヴィニエット(高速通行料支払い済みを証明するステッカー)が必要だったんです…。
知らんかった… ホンマ、知らんかった…
私のリサーチ不足でした。クロアチアに行くときにちょっとスロベニアを経由するだけと思っていたので大した調査をしていませんでした。
警察官にはまず最初にこってり説教され、「ヴィニエットを買わなくてはいけないのを知らなかった」といったらますます怒られ…(そりゃそうだ)
パスポートと運転免許証は取り上げられ、車とナンバーの写真を撮られました。
「この紙読んでから来い!」と違反についてまとめたA4の説明書き(英語)を渡し自身は車(警察の車、1BOX)へ… 多分パスポート等で個人情報をチェックしていたのでしょう。
たくさん書いて有る説明を読むと「150ユーロ払いなさい」と書いてあり…
あーあ、150ユーロ有ったらおいしいもの食べれるのに…と落ち込むと同時に、でもひどいなぁ。スイスでも同じくヴィニエット方式だけど国境を超える前にチェックがあり、貼られていない場合はそこで購入を促されるだけなのになぁと思ったり。
(私の住むフランス側からスイス側(ジュネーブ)に入る高速道路上の国境の場合。他は…ごめんなさい、判りません)
あーあ、でもおじさん(注:警察です!)怒ってるし、私もわざとじゃないけど払うしかないよなと諦めて車へ。
「紙読んだなら判るだろ?違反金いくらだって?
150ユーロって書いてるだろ。
あと、ヴィニエットは1週間でいいのか?」と。
私は「はい、1週間で… あ、待ってください。クロアチアから戻るのは10日後なので1週間じゃ足りません」というと
「じゃあ1ヶ月だな、ヴィニエットは30ユーロだ。」
「カードでも良いですか?財布とってきます」と伝え一旦車へ。
戻って「ではカードでお願いします」と伝えると、
「今回だけは見逃してやる。でも次は絶対許さん。
1ヶ月のヴィニエットは30ユーロだ。現金あるんだろ?それで払え」と。
何がなんだか良く判りませんが、ヴィニエット代だけで許してくれました。
クロアチアへいくために通過する人間がヴィニエットのことを知らなかった、だから許してあげようという判断をしてくれた…のかな?
注:これは毎回そうしてもらえることではありませんので、余り警察官の方に"交渉"するのは辞めたほうがいいと思います。(ゴネると反則金が300ユーロになるそうです) 私も最初に「ヴィニエットが必要ということは知らなくて」「本当にわざとではないんです」と言い訳したことで警察官の怒りに油を注いだので…。
上にある国境の写真(助手席の友人が撮影)を良く見ると、オレンジの看板があり、なにやら通告?していたらしいことが後でわかりましたが… こんなのわかんないよぉ~雨降ってたし(国境越えに浮かれてたし)
8月10日に買ったヴィニエットであることを穴で知らせている
どちらにしても海外では「自己責任」。
知らなかったというのは言い訳になりませんので注意が必要ですね。
皆さんも同じことにならないよう、ご注意ください。
ネットで調べたら同じ体験をした旅行者は多いみたいですね…
国境越えで友達と一緒にテンションあがってたのに、すっかりしょんぼりしてしまいました…
天候不順の中、ロングドライブしてつかれた上に、違反でぐったりしてしまったスロベニア入りでした…
つづく
全体ルートは過去記事でご確認ください・・・