フランス1年生。

2015年6月からフランスでの赴任生活が始まりました。

カルカッソンヌはフランスの京都かもしれない(Carcassonne, Mar 26-27, 2016)。

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ホテルを出て坂道を登っていくとそこはもう城塞都市(Medieval City)の入り口。

それにしてもすごい人。フランス人も多いがスペインからの旅行客がものすごく多い。確かにここからスペインは車で1-2h。手近な観光地なのかもしれない。

ナルボンヌ門から中に入る。が、押すな押すなの大渋滞。城塞都市への入り口はかつて敵を入れないために作られているわけだから仕方ないとはいえこの混み具合。すごい。

門をくぐったは良いが、何の下調べもしていないので城内のMapが欲しい。ふと見るとツーリストインフォメーションに行列が。長すぎてうんざりしたが仕方ない。長々並んで城内Mapを入手。せっかく並んだので、ついでにカスレ(cassoulet)を食べられるお勧めのレストランを教えてもらった。よし、夕食はここにしよう。

地図を手に入れたものの、ろくに見ずに人の流れに着いていったらお城の入り口だった。中に入ろうかとも思ったのだがあと30分で見学が終ると聞き、今回はシテ周辺を散策することにした。

そういえば、帰宅してこの旅行記を書くためにちらっとネットでカルカッソンヌを検索したら「進撃の巨人」の舞台のモデルになったらしい。確かに巨人から民を守るために高い城壁で村を囲っていた。

カルカッソンヌの城壁は2重になっていて、城壁の全長は3kmらしい(Wiki情報)。なんとなく歩いているだけでもその広さを実感。

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シテからカルカッソンヌ市内を見渡す。
地図を見てみると、市内への散策ルートが書いてある。市内からシテ全体を見上げたらかっこいいだろうな~ということで、行って見ることに決めた。
長い階段を息を切らして上ってくる家族とすれ違う度に帰りのわが身を案じながら…

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 おおおー 全景を見て改めて規模に驚く。そしてこの歴史ある橋越しで見るこの景色が最高だな~としみじみ。デジカメで写真を撮った後もiPhoneで撮ったりと大忙し。ちなみにこの場所には余り人は居なかった。(私以外に2組来ていただけ)じっくり景色を堪能できた。

もう少しゆっくりしたい気分だが、お昼は小さなおにぎり1つ食べただけなのでおなかが空いてきたし、この暑さなのでビールでのどを潤したい。
食欲に勝てず、絶景を後にする。戻る途中、「Canal du Midi」というサインを何度か見たので少し気になったものの、気分はもうカスレ。

さてシテに戻って美味しいカスレを食べよう!

 

つづく。