アルザス地方、ケゼルスベール(2015.12.18)
金曜日に休暇を取り、いざ、アルザス(Alsace)!
朝早くから出掛けようと思っていたのに結局、昼頃に出発。本当は早く出発して途中で寄り道しながら行くぞ!と思ってたのに。ぐうたらな自分を反省しつつ出発。
左に行けばスイス、右はドイツとフランスへつながる道
冬のフランスは陽が短いので、明るいうちに予約したB&Bにチェックインすることが目標に変わってしまった。友達からはしばらくバーセル(Basel, Swiss)を走った後、フランスに戻るルートを勧められた。その方が近いし、フランスの高速道路代も払わなくて良い(*但しスイスの高速道路を走る際はヴィニエット(CHF40)が必要)。
早起きすれば焦らず行けたのに、なんだか夕陽と競争みたいになってきた。暗くなるとはじめての町は余計わかりにくくなる。そんなこんなで殆ど休憩も取らずに約5h走り、迷いながらもHachimetteという小さな村にあるB&Bに到着した。
薪ストーブ!炎を見てると落ち着く
B&Bオーナー夫婦はドアを開けるとすぐ「よく来たね!疲れたでしょう!」と出迎えてくれた。お二人とも英語は得意ではないようだが話してくれるので助かる。部屋には薪ストーブがあり暖められていた。気持ちがとても嬉しい。
部屋に案内してくれた後、オーナー夫妻は周辺で訪問したほうがいい村を教えてくれた。私が持ってきた地図に一緒に丸をつけていく。今日はここからすぐ近くにあるケゼルスベール(Kaysersberg)のクリスマスマーケットを勧めてくれた。夕食はどうするのか聞かれたのでこの地方の食事がしたい!と伝え、ケゼルスベールの村の中にあるレストランを予約してもらった。クリスマスマーケットを散策した後に行ってみよう。
プリュッツェル型のシーソー?
ケゼルスベールは車で5分ほど。あっという間に到着。駐車場に車を停めて村へ入るとすぐにシュバイツアー博士の銅像が!どうやらケゼルスベールはシュバイツアー博士の出身地のようだ。全然しらんかった。生家が博物館になっている (らしいです)。もちろんとっくに閉館しているので中には入れません。
教会の横でリコーダーを吹いていた小学生くらいの姉弟がかわいかった!
教会の周りにマーケットが出ていてたくさんの人でにぎわっていた。レストランの予約は8pmだからまだ時間がある。実は早く到着したくて昼もろくに食べずに走ってきたのでもうお腹がぺこぺこ。ガマンできずマーケットで売られているスナックを食べながら散策することにした。何を食べようかな~。あ!これって友達が作ってくれた[絶対外せないアルザスリスト]に書いてあったタルト・フランベ(Tarte Flambee)じゃないのかな?お!これはホットワイン(Vin chaud)だ!なんかこうやって色々つまみながら歩くのは楽しいなぁ~可愛く飾りつけもしてあるしっ
本当は村の中心にある丘の上に建つ古いお城にも行きたかったのだが、ケゼルスベールに到着するのが遅すぎたので諦めた。だって真っ暗なんだもん。このお城はこの村を外から眺めると中心に位置するのでとてもかっこいい(写真がないので見せられず残念)。今度は違う季節にゆっくり来たいなと思った。
甘口ワインは嫌いだけどゲヴェルツトラミネールは美味しい
ふらふらしていたらあっという間にレストランの予約時間。行ってみるとたくさんのお客さんで混雑している。予約してもらってよかった。ここでもアルザスらしいものをと思いBaekehoffを頼んでみた。お肉と野菜をオーブンで焼いたもの(と文字にするとチョット味気ないかもしれないけど)。もちろんお供はアルザスワイン。Gewurtzraminerというぶどうを使った白ワインが思いがけず美味しかった!これは買って帰るぞ!と決めて今日を締めくくった。
アルザス旅行はまだつづく。