Merde! 最終章
ぶつけてから何日経ったのかわからないくらい前ですが、昨日ようやく車が直りました。修理に出していたのは一日だけ(朝預けて夕方修理されて戻ってきた) →すばらしい!
夏なのでガレージが混んでいて予約が取れませんでした。
クロアチア入り~ザダルでシーオルガン(Aug 11, 2017)
スロベニアで洞窟探検を楽しんだ後はこの旅の目的地、クロアチア(Croatia/Hrvatska)へを目指します。
洞窟を訪問したことで、通常イタリアからクロアチアを目指す人は通らないであろうローカル道をくねくねと走り、国境へ到着。
国境を車で超えたことがある方ならご存知と思いますが、まずは今までいた国の建物があり、少し離れて次に入国する国の建物があります。厳密にはその2つの建物の間に国境があるのかな?と思っていますがどうなのでしょうね?
ここの国境は普段からも交通量が少ないからなのか、理由は定かではありませんが、一つ目の建物(スロベニア側)には誰もおらず、次の建物(クロアチア側)に窓口が二つありました。
車をSTOPさせなくちゃいけないのか良く判らず(いつも通るフランス/スイス間の国境は徐行なもので…)徐行して一つ目の窓口を通過し、二つ目を覗きながら徐行で通過しようとしたら…
「こら!止まれ!」と。今回も国境で怒られてしまいました。
後から思ったのですが、本来は一つ目の窓口で「スロベニア出ましたスタンプ」を貰い、車を進め、二つ目の窓口で「クロアチアに入りましたスタンプ」を貰うのが正しい手順だったようで…
→前回のコラーはこちら。
国境越えの際に何のイベントも無いはずのEUでなぜ…?と思って調べたら、クロアチアはEU加盟国ですが、シェンゲン協定には参加していないから、みたいですね。
知らんかった… ほんま知らんかった…(こればっかり)
なにはともあれ、無事スタンプを貰いクロアチア入り!
(陸路なのでスタンプも飛行機マークではなく車です)
個人的には、10年前くらいに船で韓国へ行った際に船マークのスタンプを貰ったことがあるので、これで陸・海・空全てのスタンプを貰えたことに。ちょっと嬉しい。
あとは高速でビューンと走ってザダル(Zadar)へ!と思ったらバカンスシーズンのためか高速を降りた後の一般道もザダルの中もめちゃくちゃ混んでいてなかなか進まない。
夕焼けにやっと間に合った!というタイミングでザダルの宿へ。
あわててチェックインを済ませ、シーオルガンのある海岸へ。みーんながみんなおなじほうに歩いているので間違いようもありません。
きれいな夕焼けを見ながらのんびり…
と言いたいところですが、余りに人が多くて座る場所を見つけるのさえ大変。しかも近くに座った家族の姉弟がケンカをはじめたりして…笑
ま、人が大勢居れば色々ありますね。笑
この日は宿の方に勧めてもらった地元レストランへ行き食事をした後、少しだけ町をぶらっと散策。明日改めて散策します。
つづく
全体ルートは過去記事でご確認ください・・・
ブログのカテゴリーを整理したい!
旅行記ばかり書いていますが、たまにはまじめな?話も。
色々カテゴリーを増やしてきたら良く判らなくなってきたので階層で表示できないかと探してみたところ、とても頭の良い方を見つけました。
この方の手順に沿って「パンくずリスト」を認識させようとしているのですが…
一旦うまくできたのに、その後、何がなんだか判らぬままうまく行かなくなりました… 原因を探っているものの回復できず。
こちらの方の導入方法を見ると、いとも簡単にできているのですが…(私も最初はできたのですが、その後ブラウザがフリーズし、なぜかそれからは期待する表示が出なくなりました…)
うーん、まだまだ勉強不足です…
9/8追記)どうもうまいことできたようです。
スロベニアで洞窟探検(Aug 11, 2017)
クロアチアへ行く道すがら、スケジュールの都合で宿泊をしました。
前述の通り、国境でこってり怒られたあとなのでちょっとテンション低めの私。
「ぐー!着いたらビールだ!」と言い聞かせて車を走らせます。
今宵の宿は洞窟城(Predjama Castle)の目の前にある宿(ゲストハウス)です。宿で運営しているレストランもあるので、遅い到着でも安心。
洞窟城の中は翌日散策しました。
洞窟城と呼ばれるだけのことはあります。うまく洞窟に建物をはめ込んだな、というようなお城なのです。
写真の通り、アップダウンもあるので洞窟探検気分が味わえました。
入場料は10ユーロほどだったように思います。しかも日本語の音声ガイド付きです。
バブルの頃に世界中を旅しまくった先輩達に感謝!
今日こそはクロアチアに入るのですが、その前にせっかくなので本当の洞窟探検をしたくなり、寄り道をしました。
ガイドブックにもたくさん取り上げられているポストイナ鍾乳洞(Postojna Cave)ではなく、クリナジー鍾乳洞(Krizna Jama)です。
ここは(ネット情報によると)地下湖があり、ボートに乗って1つ目の湖探検ができるらしいこと、事前予約すればツアーで奥まで探検できるコースもあるらしくとても楽しそう!もちろん、洞窟に一日居る時間も有りませんので、1つ目の湖探検までの1Hツアーに参加することにしました。
洞窟の中は年中8℃とのことで、外との気温差が激しい!(今年のヨーロッパは猛暑でした…) 予定外の訪問だったのでたいした防寒グッズを持ち合わせていなかったこと、ミートテックを持っていない友人は寒そうでした…
足場の悪い中をガイドにくっついて歩きます。
探検ムードばっちり!
残念なことにこのところ雨が少ない(記録的に少ない降水量)のため地下湖の水も少なく、またそこまで歩く道すがらも本来あるはずの水がまったく無い状況でした。
いつか機会があったら一日中探検するコースに参加して、奥まで行って見たいなぁ。
2つ洞窟を満喫し、ついにクロアチアへ!
つづく
全体ルートは過去記事でご確認ください・・・
ベルガモ観光~スロベニア入りまで(Aug 10, 2017)
翌日はベルガモ(Bergamo)に移動、ケーブルカーを使って丘の上にある旧市街チッタ・アルタ(CITTA ALTA)へ。ここはどこを切り取っても絵になる、こじんまりとしていて観光もしやすい素敵な町です。
毎度のことながら、たいした下調べもしないまま来てしまいましたが、ここでの散策は楽しかった。
地元の名物ケーキなのかなぁ。他のお店でも同じものが売られていました。覗いている女の子がかわいい。
休憩の際にジェラートを食べました!たくさん種類があるので注文するときに迷ってしまいます。
イタリアの小さな町観光をした後、スロベニアを目指します。
順調と思われていたが、途中天候ががらりと変わり嵐になり…視界が悪いためスピードを落とさなければならなくなった上に、道路が渋滞し予定よりもとても時間が掛かってしまいました…(まだ午後なのに夜みたいに真っ暗になり、強い雷雨)
そんな中、懸命に走ってようやくイタリアとスロベニアの国境!
スロベニア国境
やった~やっとだぁ!と友達とキャーキャー言いながら国境通過。
そのままスロベニアの高速道路に誘われ(イタリア側の高速道路出口で支払い後、そのまま高速は国境まで続き、スロベニア国境を超え、そのままスロベニア高速道路入り口)さて、高速道路のチケットを取ろうかと思ったら!
…警察に停められました。
そうなんです。スロベニアはチケットではなくヴィニエット(高速通行料支払い済みを証明するステッカー)が必要だったんです…。
知らんかった… ホンマ、知らんかった…
私のリサーチ不足でした。クロアチアに行くときにちょっとスロベニアを経由するだけと思っていたので大した調査をしていませんでした。
警察官にはまず最初にこってり説教され、「ヴィニエットを買わなくてはいけないのを知らなかった」といったらますます怒られ…(そりゃそうだ)
パスポートと運転免許証は取り上げられ、車とナンバーの写真を撮られました。
「この紙読んでから来い!」と違反についてまとめたA4の説明書き(英語)を渡し自身は車(警察の車、1BOX)へ… 多分パスポート等で個人情報をチェックしていたのでしょう。
たくさん書いて有る説明を読むと「150ユーロ払いなさい」と書いてあり…
あーあ、150ユーロ有ったらおいしいもの食べれるのに…と落ち込むと同時に、でもひどいなぁ。スイスでも同じくヴィニエット方式だけど国境を超える前にチェックがあり、貼られていない場合はそこで購入を促されるだけなのになぁと思ったり。
(私の住むフランス側からスイス側(ジュネーブ)に入る高速道路上の国境の場合。他は…ごめんなさい、判りません)
あーあ、でもおじさん(注:警察です!)怒ってるし、私もわざとじゃないけど払うしかないよなと諦めて車へ。
「紙読んだなら判るだろ?違反金いくらだって?
150ユーロって書いてるだろ。
あと、ヴィニエットは1週間でいいのか?」と。
私は「はい、1週間で… あ、待ってください。クロアチアから戻るのは10日後なので1週間じゃ足りません」というと
「じゃあ1ヶ月だな、ヴィニエットは30ユーロだ。」
「カードでも良いですか?財布とってきます」と伝え一旦車へ。
戻って「ではカードでお願いします」と伝えると、
「今回だけは見逃してやる。でも次は絶対許さん。
1ヶ月のヴィニエットは30ユーロだ。現金あるんだろ?それで払え」と。
何がなんだか良く判りませんが、ヴィニエット代だけで許してくれました。
クロアチアへいくために通過する人間がヴィニエットのことを知らなかった、だから許してあげようという判断をしてくれた…のかな?
注:これは毎回そうしてもらえることではありませんので、余り警察官の方に"交渉"するのは辞めたほうがいいと思います。(ゴネると反則金が300ユーロになるそうです) 私も最初に「ヴィニエットが必要ということは知らなくて」「本当にわざとではないんです」と言い訳したことで警察官の怒りに油を注いだので…。
上にある国境の写真(助手席の友人が撮影)を良く見ると、オレンジの看板があり、なにやら通告?していたらしいことが後でわかりましたが… こんなのわかんないよぉ~雨降ってたし(国境越えに浮かれてたし)
8月10日に買ったヴィニエットであることを穴で知らせている
どちらにしても海外では「自己責任」。
知らなかったというのは言い訳になりませんので注意が必要ですね。
皆さんも同じことにならないよう、ご注意ください。
ネットで調べたら同じ体験をした旅行者は多いみたいですね…
国境越えで友達と一緒にテンションあがってたのに、すっかりしょんぼりしてしまいました…
天候不順の中、ロングドライブしてつかれた上に、違反でぐったりしてしまったスロベニア入りでした…
つづく
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モンブラントンネルを抜けてイタリアへ(Aug 9, 2017)
自宅を出てモンブラントンネルを通り、イタリアへ!
陸続きで違う国に入れるというのは日本では体験できない大陸ならではの旅ですね。
以前にも一度出張の際に通ったモンブラントンネル。通行料が高いのでプライベートで来ることはないだろうと思っていたのですが、やはり時間短縮できるという利点を考えるとこのトンネルを使うのがベター。
しかし、片道43.5ユーロは高い… 10日以内に往復するなら55.2ユーロとかなりお得なのですが…今回の旅では利用できず。。仕方ないけどなんだか切ない。
トンネル内での事故を防ぐため、車間距離と制限速度についてルール説明がフランス語・イタリア語・英語で車のラジオから流されます。過去に大きな事故があったからでしょうね。そのため、利用者もきちんと守っている印象です。
…が、トンネルというのはつまらないですねぇ。真上にモンブランがあるのか!と思うとウキウキしますが、特に「ここがモンブラン」とか「ここが国境」という日本のトンネルにあるような掲示がされているわけではありませんから。
ランチを食べようと寄り道したAostaは思っていたよりも雰囲気のある町でした。
ランチの後、少し散策して出発。今日の目的地はAgrate付近です。
ホテルは以前出張で利用したことのあるホテルですので、少しですが知っている場所。出張の際に利用したおいしいレストランでイタリア料理を堪能。
斬新なタコサラダ(スイカ!)と、めちゃくちゃおいしいパスタに感激!そしてワインがおいしくて安い!(これはフランスも同じですがイタリアのほうが少し安いかな)もちろんデザートにティラミスも忘れずに…
移動メインだった一日目をおいしい料理で締め、幸せを感じつつ就寝。
つづく